どうも。
ヨガ先生です。
ヨガ哲学をゆるく学ぶ講座第2話をお送りします。前回の第1話で八支則について触れました。ヨガの実践は、8つのステップからなります。
その一番最初のステップにヤマ(禁戒)があります。教えを学び、リマインドする事で、『心身がしずまり、穏やかな状態』を目指してみましょう。
ヤマ(禁戒)の種類
『ヨーガスートラ』ではヤマは5つ紹介されています。
① アヒムサー(非暴力)
② サティア(正直)
③ アスティア(不盗)
④ ブラフマチャリア(禁欲)
⑤ アパリグラハ(不貪)
さて、上の5つのヤマのカッコの中を見て守りきれるか想像してみてください。
なかなか、難しそうですよね。
ヤマを守りきるのはとても難しい
私の例をあげると、前職ではサティアを守れない時が何度かありました。仕事で失敗したときに事実をぼかして報告してしまう。問題の核心部分を話すと『自分が怒られること』がわかっていて言わない場合もサティアに反しています。
また、反射的に見栄を張ったりすることもあるかもしれません。これは、『自分がよくみられたい』ために正直でなくなっています。
あなたも、そんな経験はないでしょうか?少し思い出してみましょう。
ヤマを守れていない時は、こころが乱れている
嘘や、隠し事をしている時、心はどうなっているか。落ち着きなく思考も混乱した状態になっていることが多いと思います。
何かを隠すために『嘘』をついたらそれを隠すために、正直でなくなる。バレはしないかと、いつもその事に気が向いている状態は、とても苦しいです。
サティアにかかわらずですが、ヤマを守っていないときこころが乱れています。
ヤマは、こころをしずめ、穏やかでいるためのリマインダー
ヨガの目的は『心の作用を止滅すること』でした。ヤマを守る理由は心身を穏やかな状態に保つためです。こころが、乱れたままにならないようにリマインドする。
たとえ完全に守りきれなくても、意識し続けるのが大切です。『また守れなかった!』と自分を責めるのではなく、『そうか。守れなかったか。次はちゃんとしよう』と自身を励ましてあげるのです。
うっかり、正直でなくなっている状態に気がつく事。これが、ヨガ哲学の学び方です。ハッとすると、悪い習慣が少しづつ無くなっていきます。
日常生活の中に気軽に教えを取り入れ、ゲーム感覚でやるとうまくいきます。守れていない事に気付けたら、成長のチャンス。楽しむのが大事( ̄▽ ̄)
今日も、ゆったり呼吸で穏やかな1日をお過ごしください。
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