あたたかい、砂浜の上で寝っ転がっていると想像してみてください。
背中がぽかぽかあたたかく、遠くから波の音が聞こえます。
雲一つない、真っ青な青空。まぶしい太陽の光が降り注いでいます。
あなたの他には誰もいない。
ゆったりと、呼吸を味わっています。
大自然につつまれて、溶け込まれるような感覚。
ぼんやりとして、何にも考えていない…。
何とも言えない、ここちよいひと時。
大自然に、身を委ねているとき、ちっぽけな自分の事などどうでもよくなる。
そんな経験はありませんか?
妄想大好き、ヨガせんせいです( ̄▽ ̄)
ゆるいヨガ哲学の学び方講座第13話。今回のテーマは、ニヤマ(禁戒)の1つイシュヴァラプラニダーナ(祈念)についてです。何やらむつかしそうですね(笑)
この記事を読むと、大自然に対してちっぽけな自分をゆだねることで、らくに生きることができるようになるというヨガの智慧について知ることができます。
さくっと読める記事ですので、ぜひ最後までご覧くださいね。
イシュヴァラプラニダーナ(祈念)とはなにか?

イシュヴァラは『宇宙を動かしているもの』プラニダーナは『共に生きる』という意味です。ヨーガスートラでは、次のように書かれています。
神にすべてをゆだねることにより、サマディは達成される。
神という言葉を大自然と置き換えてみてください。万物の根源的なものに対する畏敬の念を抱き、感謝しましょうという教えです。
イシュヴァラプラニダーナ(祈念)を意識するとどうなるのか?
イシュヴァラプラニダーナを頭の片隅において生活すると、個人視点の意識から、大自然(万物の根源)視点で考えられるようになります。
ヨガ哲学の教えでは、自我(エゴ)を小さくすることが推奨されています。利己的な生き方を正し、じぶんとまわりがしあわせになるように行動するとらくに生きることができるようになります。
イシュヴァラプラニダーナ(祈念)を実践する方法

【自分】がまわりのものすべてに生かされているという事実をよく観察してみましょう。
快適な姿勢で、ゆったりと呼吸をしましょう。
満点の星空をイメージしてぼんやりしてみましょう。実際にみれるなら最高です。
何にも考えず、意図するのをやめてみる。宇宙の広大さに思いを馳せる。ふっと、自分が消えている瞬間があります。
【自分】は自然のほんの一部であることをしっかりと認識して、ときおり思い出すようにします。リマインドする。
視点を高く持ちます。宇宙から見下ろすような感覚。
いま、自分が悩んでいることがちっぽけなものと気づくことができます。
自分は大いなる自然の一部であり、その循環の中にいます。自分勝手な振る舞いをすると調和を乱しはみ出されます。自我をうすくして、ゆるんでいると、快適な流れにスゥーっと乗っています。
ゆるむとゆるせるようになります。ゆるゆるして、よき流れに乗っていきましょう。
今日もゆったり呼吸で穏やかな1日をお過ごしください♪
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