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ヨガ先生@ヨガの個人塾 (@KJ70043978) | Twitterです。
フォロワーさんや生徒さんからのお悩みにお答えする『ヨガ先生のお悩み相談』のコーナーです。
本日は、ヨガをすると股関節が柔らかくなるかという質問を受けましたので、お答えしていきますね。
股関節(こかんせつ)は寛骨臼と大腿骨頭よりなる球関節(関節部分が球形(股関節の他に肩関節))であり、荷重関節(体重などがかかる関節(他に膝関節など))である。大腿骨頭は半球を上回る球形で、寛骨臼は深く大腿骨頭を収納するように形成されている。また、大腿骨頭が容易に脱臼できない仕組みになっている。
Wikipediaより引用
股関節は、関節部分が球形の関節で、様々な方向に動きます。日常生活でも、立つ、歩く、しゃがむなどの日常の所作に大きくかかわる関節です。
●股関節が硬くなる原因
実際には、股関節が硬くなるわけではなく、股関節周辺の筋肉が凝り固まってるたり、過緊張を起こし動きが悪くなっているだけです。
長時間のデスクワーク等で、股関節を動かさない生活が続くと、身体が動かすことが少ない場所と判断し、血液や養分をあまり送らなくなるようです。
また、長時間ストレスにさらされていると全身の筋肉が緊張しやすいので、ますます動きづらくなります。また、骨格的な問題でも動きが悪い場合がありますので、痛みのない範囲で取り組むことが大切です。
●ヨガで股関節を柔軟にするには
股関節を柔らかくするには、4つのアプローチがあります。
① 股関節を様々な方向に動かす。
② 正しいフォームで姿勢をキープして、刺激を与える
③ 快適な姿勢を維持して、無駄な緊張が入らないようにする。
④ ゆったりとした呼吸を心掛け、ゆるんでいる状態をキープする。
一つづつ見てみましょう。
① 股関節を様々な方向に動かす
楽な姿勢で座ります。腰骨を上から持ち股関節から動かすイメージで、骨盤を前後左右にやさしく動かします。
ゆっくり、リズミカルに痛みのない範囲で動かしましょう。
デスクワーク中心の生活では、股関節をダイナミックに動かすことが少なく、動かない部分が出てきます。
特に足を後ろに動かす動き(股関節の伸展)の動きが少なくなりやすいので、ヨガで補うといいですね。気が付いた時に何度も行います。
② 正しいフォームで姿勢をキープして刺激を入れる。
硬まってしまった、股関節の周辺の筋肉に心地良い程度の刺激をいれます。
四つ這いの姿勢から、右足を前に出します。
踵の延長線上に、膝を置きます。
後ろ側の足を大きくのばし、足の甲は床に向けます。
上体は、前の足のももの上にのせて余分な力を抜きます。
股関節を前後に開き刺激を味わいゆったりと呼吸します。
両足30秒を1セット、朝晩やると効果的です。
③ 快適な姿勢を維持して、無駄な緊張が入らないようにする。
座る時に、股関節からお辞儀をしてからゆっくりと腰かけます。
お尻の骨(坐骨)に体重を乗せるイメージで座りましょう。
肩を片方ずつ後ろにまわして、軽く下に下します。
顎を軽く引いて、うなじが軽く伸びます。
骨格で身体を支えるイメージです。
④ ③の快適な姿勢で、ゆったりとした呼吸を心掛け、ゆるんでいる状態をキープする。
楽に座り、ゆったりとした鼻呼吸をします。
ゆっくり吸って。
ゆっくり吐きましょう。
そして息を吐く時に、『股関節がゆるむ』と思いましょう。
心地よいと思えるだけ続けます。
●股関節を柔らかくすると、疲れにくく痩せやすくなる。
股関節を柔らかくすると、血行がよくなり、むくみが減り、リンパがよく流れるようになり、老廃物がたまりづらくなり、疲労しにくくなります。
また、足の可動域が広がり、いままで使われていなかった筋肉が使われるようになり、代謝が上がり痩せやすくなります。
そして、股関節の動きがよくなると、腰を立てやすくなり、快適な姿勢を楽にキープ出来るようになっていきます。
スキマ時間でちょっとづつ取り組んでみてください。コツコツ続けると、身体が変わっていきますよ〜
今日も一日ゆったり呼吸でお過ごしくださいませ!